ここでは真空脱泡機を用いた方法を紹介します。

真空脱泡機を使わなくても型取りは可能ですが、常圧だとシリコン内に微細気泡が残って型の強度や耐久性に影響するようです。

シリコンと硬化剤をよく混ぜ合わせ、ブロック型に流し込みます。

シリコン計量、混ぜ合わせ

   
シリコンを流し込んだ ブロック型を真空脱泡機にセットし、蓋をしてポンプを運転、真空を掛けていきます。

ほどよく真空が掛かってシリコンから泡が出始めたら、コックを閉めてポンプを停止します。

そのまま10分くらい放置します。

シリコン in 真空脱泡機

 
10分経って、シリコンの泡立ちがある程度消えて透明部分が見えていたら、反対側のコックを少し開けてゆっくり空気を戻していきます。

完全に空気が戻ったらブロック型を取り出し、安静な場所に移してシリコンの硬化を待ちます。

下の画像では日光に晒していますが、黄変色の恐れがあるので直射日光は避け、なるべく暗所で保管した方がいいです。

シリコン硬化待ち
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